建部の最新ニュース

  2023年12月

   ■「新たけべの彩時季」

12月の彩時季

(左上から右へ)

 *ゆず *薪生活 *さざんか
 *22日発信 SAKU美SAKU楽 振返り  *22日発信 最終日  *22日発信 最後の写真撮影
 *ともだち *雪蓮  *28日発信 クリスマスコンサート 



「クリスマスコンサート」でしめくくり

 
 2023年12月28 日発信

 クリスマスコンサート
ルヴァンデストの演奏

 2023年も押し迫り、あとはクリスマスを終えて正月を迎えるだけの気分。
 12月22日(金)午後、公民館主催、恒例の「建部大学」クリスマスコンサートが館内で開かれた。出演はこれも恒例となって来た弦楽四重奏団「ルヴァンデスト(Le Vent d'est)」
 サンタの帽子をかぶった演奏者が入場、会場を埋めた約30名の観客が拍手で迎える。
 オープニングはヴィヴァルディの「四季」・・・なのだが頭部分を過ぎると、クリスマスソングに変わり「春よ来い」へと続く。
 次の曲はモーツァルトの「アイネクライネナハトムジーク」これも頭出しは「アイネ・・・」、それが「たき火」「ジングルベル」と変調、取り残されそうでハラハラ(笑)
 イントロクイズでは驚きの場面、わずか弦の2弾きで、「ハイッ」と観客の手が上がる。「都はるみの”冬の宿”です」(おおーっ!)
 もう記者は頭が(と言うか耳が)ついていけない(笑)
 「糸」「坂本九のメドレー」の後、最終曲は「ラデツキー行進曲」これにも驚き、ユーチューブの小澤征爾によるウィーンフィルの演奏は観客の自在な手拍子が入る名演。
 それをなんと、この日の観客が「コレコレ、私もやってみたかったのよ」とばかりに大きく叩いて、小さく打ってと応じる。もう脱帽!
 当然、「アンコール!!」
 曲目、NHK大河ドラマのテーマ曲、全員が聞き惚れて心に暖かいクリスマスプレゼントを抱え帰途に着きました・・・デンデン。

 クリスマスコンサート
ルヴァンデストの演奏

 それでは、たけべ新聞から
 「みなさまこの一年、ご愛読ありがとうございました。よいお年をお迎えください」


 (レポート 写真・ 三宅 優) 





「SAKU美SAKU楽」歓迎70日を振り返る

 
 2023年12月22 日発信

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
3月31日スタート

 さようなら「サク美」、また来て「さく楽」・・・思い返せば今年3月31日から運行が再開されたJR特別観光列車「SAKU美SAKU楽」、先月の11月までの毎週、土日とゴールデンウィーク祝日、計70日以上の福渡駅での出迎え計画に頭を抱えたのが建部町民、それも列車の停まる福渡町内会では”どうしたものか”と腕組思案。
 昨年の実施を担った「たけべ福渡しプロジェクト」を中心に声掛けがなされた、されどこれから秋まで続けられる人員がいるだろうか、それも無報酬で。
 プロジェクトのメンバーはとりあえず身近な知人、友人、近所の人を誘うことにして、自転車操業で進めることにする。
 超ロングランの”お手振り歓迎”事業が始まる。
 (誌面、7、8、9、11月のイベント写真を友谷清志 氏より提供頂きました)


 2023年4月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
桜街道をサクサクが往く

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
写真撮りますよ~

 4月は地方選挙、真っ只中、お花見も真っ盛り、そんな中をサクサクが往く。”撮り鉄”の人らがビュースポットでカメラを構える姿が目に付く。
 ”お手振り隊”も、ただ小旗を振るだけでは芸が無いと学習し、乗客のスマホを借りて撮影をしてあげる「写真撮りますよー」の呼びかけをすることに。


 2023年5月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
ゴールデンウィーク、多くの乗客

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「ニーハオ」台湾からのお客様

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
オカリナグループが応援に

 5月になって、さすがに乗客数が増加、この日はホームに中国語が飛び交う。こちらも「ニーハオ 、ニーハオ」と俄かチャイナ語でお出迎え。
 駅の待合ではコーヒーの試飲、フォームでは地元オカリナグループ「野の花」による演奏も行われ、少しづつ色取りが出て来た。


 2023年6月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
犬の杏(あんず)ちゃんとお出迎え

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
お手振り隊集合

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
全員一丸となって協力

 6月、今年は雨が少ないが乗客もそれほど満杯なわけではない、迎える側もメンバーの用事が重なったりで少数になることも。だが、ほぼ10人の意気投合した仲間が揃う、これで長期見通しも付くというものだ。
 25日にはJR職員、市役所職員も応援に駆け付けてくれた。


 2023年7月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
特別出演のはっぽね太鼓のメンバー(写真:友谷清志 氏 以下同じ)

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
物産売場、建部の桃が並んだ

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
次々と観客がやって来た

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
アイスコーヒーが人気

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
石窯ぴっピザもドリンクが人気

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
ホームでは歓迎ムード全開

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「はっぽね太鼓」の威勢の良い演奏

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
午後便も横断幕でお出迎え

 7月16日(日)今年1回目の「福ふく市」、昨年は大いに盛り上がったがはたして・・・。
 開始、午前10時には気温も上昇、歓迎イベントの「建部はっぽね太鼓」も到着。物産売場には季節を感じさせる地元ならではの桃が並んだ。
 陽が高くなるにつれ、「サニーデイコーヒー」のアイスコーヒーを求める人、石窯ピザの「niko」でもドリンクが人気。
 11時38分、列車到着に合わせて太鼓の連打、下車した乗客が次々スマホを持って遠巻きに囲む。
 歓迎隊は勢いをつけ、午後の便にも横断幕を広げ、出迎えた。
 1回目、駅イベントは好調なスタートを切った。


 2023年8月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
物産売場、建部のブドウが並んだ(写真:友谷清志 氏 以下同じ)

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
かき氷に人だかり

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
ボリューム満点「津山和牛丼」

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「建部ヨーグルト」ソフトクリーム、一押し!

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「アクティブ鶴田」のジビエコロッケ

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「七社八幡宮神楽保存会」神楽の舞

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
観客も演舞にくぎ付け

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
午後便も横断幕でお出迎え

 8月20日(日)、第2回「福ふく市」、この日の物産売場にはオーロラブラック、シャインマスカットが並ぶ。
 駅前広場では、すでに
「キシモトケーキ」の「かき氷」に人だかり、午前中にして気温30度超えの模様。
「津山和牛」のお店の「ステーキ丼」がボリューム感いっぱいに夏バテ防止を主張する。
 「建部ヨーグルト」のソフトクリーム、鶴田連合のおじさんたちの「ジビエコロッケ」も準備万端。
 目玉のアトラクションは「七社八幡宮神楽保存会」の神楽演舞。
 11時38分、列車入線、建部の子供らの神楽囃子が鳴り、獅子が舞う。乗客が「何んだ?」とばかりに輪を作る。
 午後便ではオカリナ「野の花」の演奏、「たけべ八幡温泉」もPR幟で歓迎、獅子もホームからお見送りと至れり尽くせりのイベントとなった。


 2023年9月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
建部中学吹奏楽部(写真:友谷清志 氏 以下同じ)

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
すでに大勢の観客が集合

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
たこ焼きはさらに暑い

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
チュプはわらび餅が大人気

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「津山和牛」も好評

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
駅舎内に溢れる歓迎の人

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
小旗を振ってお出迎え

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
サクサク列車到着

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
「シングシングシング」の演奏

 9月17日(日)最終回「福ふく市」暦の上では、もうすぐ彼岸入り、 でも夏はそのまま。建部中学吹奏楽部の部員たちが額に汗をかきながら、この日の歓迎演奏の練習。
 出店者の「福丸たこ焼き」「スイーツチュプ」「津山和牛」「建部ヨーグルト」のテントからも「いつまでも暑いねー」の声。
 11時を過ぎ、人々が集まり始めるが、その数、今までより格段に多い。それもそのはず、吹奏楽部員の家族が総出で応援に来ている。
 1番線ホームは溢れんばかりの人が小旗を手に列車到着を待つ。
 吹奏楽部18番の「シングシングシング」の演奏に合わせ、SAKU美SAKU楽、入線。
 福ふく市はこれまでにない盛り上がりを見せ有終の美を飾る。


 2023年10月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
歓迎続く・・・

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
しあわせ橋を磨く!

 10月に入っての運行延長、この頃にはお手振りメンバーの合言葉は「わしらがやらんと、おえまあが」、みんな最後までやれる限り出て来て歓迎しようの決意。
 その思いはさらに発展し、せっかく町をPRして、人に来てもらってもシンボルである「しあわせ橋」が汚いとガッカリするだろうと、半日かけての大掃除を実施。
 列車から眺める「しあわせ橋」はさぞや眩ばゆいことだろう。 


 2023年11月

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
駅舎周りの大掃除(写真:友谷清志 氏 以下同じ)

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
1年の汚れを落とす

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
最終、午前便、入線

 津山に向かうSAKU美SAKU楽の雄姿
津山に向かうSAKU美SAKU楽の雄姿

 最後の「写真撮りますよ~」
最後の「写真撮りますよ~」

 サクビサクラ歓迎80日を振り返る
11月最終日、全員で。おつかれさまー!

 11月に入り、やっと秋らしく感じられるようになった、お手振り歓迎も今月で最後となる。そう思うと、ちょっぴり寂しい気もするが、よく続けられたとホッとする面もある。
 11月26日(日)最終日、この日はJR岡山駅駅長、職員、支所職員、商工会の人らも応援に駆け付けての駅の大掃除。
 きれいになった駅舎に入線した「SAKU美SAKU楽」も、いつになく顔が紅くうれしそう。
 最後、ここまで関わってきた人たちでの記念撮影。言葉は唯々、「おつかれさまでしたー」


 (レポート 写真・ 三宅 優 写真提供・友谷 清志) 


「SAKU美SAKU楽 歓迎&福ふく市」友谷清志 氏による写真展
  建部町公民館1階ロビーにて新年1月15日(月)より展示を予定しています❣





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